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価格:¥ 1,260
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この本は、「株というものが本来どういうものか」ということと、「ライブドア騒動のしくみを理解する」という意味合いがある。ライブドア騒動については、連日の報道でよく理解していたつもりではあるが、この本を読んでみると、改めて株というしくみを理解していなかったことがわかる。私のような、株シロオトからしてみると、この本は教科書の用にもなる。いづれにしろ、われわれの生活の中に株というものが少しづつ浸透してきている。そこを子供ニュースを担当した著者ならではの視点で、分かりやすくしている。難しい話はないので、ぜひ読んでみてほしい。 著者はこの問題の疑問として、下記の事項を上げている (1)フジテレビがどうして日本放送の子会社か? → フジテレビは、ニッポン放送を中心に設立された。もと もと社長だった鹿内氏がクーデターによりフジテレビを 追われたが、鹿内氏はニッポン放送の大株主であるため 、ニッポン放送は上場により、鹿内氏の持株比率を下げ た。これから、いびつな下部構造できあった。 (2)TOB とは何か? → Take Over Bit の略。公開買付。買収しようとする相手 の株を、株式市場を通さず、株主から直接買い付ける方 法である。 (3)ライブドアはどうしてニッポン放送株を大量に買付でき たか? → 資金調達は、リーマンブラザースから転換社債で借りつ けた。著者は、転換社債を、株と社債のを合体させたも のと表現している。 (4)フジテレビがニッポン放送株を 25% 以上確保するとど うなったか? → フジテレビのニッポン放送株の持株比率が 25% を超え ると、ニッポン放送はフジテレビに対する議決権を行 使できなくなる。つまり、ライブドアがニッポン放送 の筆頭株主になっても、影響がなくなる。 (5)放送局の外資 20% 規制とは、どんな意味があるか? → 20% の株を持つに至った外国人株主は、放送局が名義書 換えを拒否できる。これにより放送免許を拒否できる。 (6)第三者割当とは? → 新株を予約する権利。ニッポン放送は、フジテレビに対 して、ライブドアの持株比率を下げる目的から発行した。 (7)それに対する裁判所の判断は? → ニッポン放送がフジテレビに対して発行した第三者割当 は、「著しく不公正」ということで、みとめられなかっ た。 (8)今回の騒動が日本経済にもたらすものとは?。 → 株式を公開した会社は、「公」のものであることをよく 理解することである。 |